宗祖親鸞も嘆く西本願寺の内輪もめ

2008年12月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]

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歴史ある伝統宗教教団といえども、世間一般と変わらぬ問題を抱えるところが多い。金銭トラブルに後継者争いなどで深刻な事態を招いて醜態をさらす大教団は枚挙にいとまがないが、そんな中にあって、浄土真宗本願寺派(西本願寺)はもっとも安定している組織だろう。開明的な門主、しっかりした官僚組織。何十年にもわたって内紛を続けてきたお隣の真宗大谷派(東本願寺)とは異なり、既成仏教教団の優等生的存在と言われてきた。そんな組織でも時折、大きな軋みが生じる。10月29日、同派の不二川公勝宗務総長が、立法組織の議会に当たる宗会の解散を宣言した。前日、宗会が執行部側の出した決算報告を否決するという異例の事態が起き、不二川総長がその採決の集計方法に問題があると批判して解散が行われたのだ。会期中の解散は7年ぶりで、ふだんは宗会を取材することが少ない一般紙やテレビ局も、この ………

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