電気自動車市場に殴り込む中国「BYD」

創業わずか数年で世界2位の携帯電話用電池メーカーに急成長。バフェットも投資したその侮れぬ戦略とは。

2008年12月号 BUSINESS

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深圳に本社を構える中国最大の二次電池メーカー、比亜迪(BYD)。日本ではまだ無名だが、携帯電話用のバッテリーメーカーとして1995年に設立され、わずか数年の間にリチウムイオン電池市場で世界2位の地位を獲得。フィンランドのノキアや米国のモトローラなど携帯電話端末メーカーに供給している。売上高は2007年に212億元を計上、過去5年間で売上高は5倍以上に膨らんだ。CEOの王傳福は「電池大王」の異名を持つ。今年9月、そのBYDに米国の著名投資家ウォーレン・バフェットが約2億3千万ドルを投資し、10%の株主となったことで、世界市場から注目を浴びた。バフェット側はBYDの電池技術を評価しての投資だ。

国有自動車企業を買収

リチウムイオン電池は、携帯電話以外にもデジタルカメラやパソコンなどさまざまな家電製品で用いられている。自動車メーカー各社も現在の主力電池はニッケル水素型だが、今後はエネルギー効率 ………

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