タリバンの戦略家「K」 英独仏と隠密和平交渉

2008年12月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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英対外諜報機関MI6は、アフガニスタンの和平交渉を進めるため、過去10年間、イスラム過激派原理主義運動の有力な戦略家であったタリバン幹部のひとりをアフガニスタンから欧州に連れ出し、関係者随行のもとで独仏政府関係者とも協議の場を設けた。幹部のコードネームは「K」。サウジアラビアの仲介で今年6月、Kはジョン・スカーレットMI6長官と初めて面談し、米英軍侵攻以来7年にわたる紛争で、タリバン側にも疲弊が広がっている事実を打ち明けたという。その後も何度か会合を重ねて、「K」がタリバン指導層の総代として意見を言える人物と判断すると、スカーレット長官と英外務省関係者は7月、サウジの首都リヤドに飛んだ。そこでKとの協議の場を設け、参加していたアフガニスタンのザルマイ・ラスール国家安全顧問を、カブールで英国とKをつなぐ連絡役にすることで合意した。その1週間後、Kは初めてロ ………

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