「パナソニックが三洋買収」の内幕

大和SMBCの窮状を知り、パナソニックの食い気を誘った三井住友銀行の荒業。

2008年12月号 BUSINESS

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今年4月28日、読売新聞に「松下電器・三洋電機に提携構想、統合も視野」という人騒がせな記事が載った。「三洋の大株主である米大手証券ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBCグループ、三井住友銀行の金融3社は、三洋が単独で再建を果たすには時間がかかるとみており、提携の相手として松下電器産業(現パナソニック)が浮上している」という内容だった。この日、パナソニックは旧社名である松下電器としては最後の決算を発表。業績に関する質問がいくつか出たものの、メディアの関心は、先の読売報道に集中した。社長の大坪文雄が顔を赤らめ「検討すらしていません」と断言する有り様だった。 あれから半年後の11月7日。大阪市内のホテルニューオータニで開かれた「パナソニック、三洋電機買収で交渉開始」の記者会見で、大坪は「世界的な優良企業を目指しているが、今はその挑戦権すらない ………

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