2008年11月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]
9月20日付「聖教新聞」の1面に興味深い記事が載った。「池田SGI会長 シーファー米大使と会談」。特大の見出しが躍る。駐日米国大使と創価学会のドンの会見記である。同紙によると、J・トーマス・シーファー駐日米大使は9月19日に聖教新聞本社を訪れ、池田大作氏と1時間40分にわたって会談した。池田氏は「世界一、ご多忙な大使をお迎えでき、光栄です」と歓迎の挨拶をし、大使は「平和と正義を広げていこうとするSGI会長の哲学、理念に対して深い尊敬を寄せている」と答えたという。同紙のコラム「寸鉄」は「米国大使がSGI会長を表敬。未来を展望していく叡智と人間主義の対話」と記している。会談内容は23日付、24日付に詳報されている。大使が「SGI会長が日本で非常に大切な役割を果たしていることを存じ上げています」と言えば、池田氏は創価大での大使の講演を依頼する。互いを持ち上げつつ、母親 ………
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