「太陽電池バトル」日本勢の勝算

ドイツに続き韓国も強力な国策支援。このままでは半導体や液晶と同じ負けパターンに陥りそうだ。

2008年11月号 BUSINESS [史上空前の増産ラッシュ]

  • はてなブックマークに追加

世界中で太陽電池の増産競争が始まった。燃料が不要で二酸化炭素(CO2)を排出しないことから、地球温暖化対策と原油高騰対策の決め手として浮上した。世界的な金融不安で行き場を失った投機マネーが、太陽光発電所や太陽電池製造工場の設立・運営に向かったことも太陽電池ビジネスを活性化させた。太陽電池は設置場所に制約がある原子力発電所や火力発電所とは異なり、需要地の近くに置ける分散型電源。発電所から需要地までの送変電ロスがないのも利点だ。地表に降り注ぐ太陽エネルギーは晴天時で1平方メートル当たり約1キロワット相当。これに地球の断面積を掛け合わせると127兆キロワット時にもなる。世界の年間エネルギー消費は石油換算で約80億トン、電力換算で約93兆キロワット時だから、理論上は太陽光だけで全エネルギー需要をまかなえる計算だ。米国の太陽電池専門調査会社「PVニュース」によ ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。