黒海艦隊の軍港租借キナ臭いウクライナ

2008年11月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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黒海がキナ臭い。ロシアとウクライナは9月下旬、クリミア半島南西部の軍港都市、セバストポリにある黒海艦隊基地の租借期限延長をめぐる交渉に入った。クリミア半島はソ連崩壊後にウクライナ領内の自治共和国になったが、セバストポリ軍港は1997年に成立した合意により、ロシア海軍が2017年まで租借することになった。ロシアは租借延長を求めているが、グルジア紛争で警戒心を強めた親欧米派のユーシェンコ大統領は拒否の姿勢で、黒海艦隊撤退を促している。しかしユーシェンコ大統領自身の支持率は1ケタ台に低迷、10月8日には議会を解散し、12月にも総選挙が行われる。連立政権を離脱した人気女性政治家ティモシェンコ首相は、かつて大統領とはオレンジ革命の盟友だったが、最近はロシアに急接近。黒海艦隊問題でも大統領と意見を異にし、総選挙を前にウクライナの半数を占めるロシア系住民を取り込も ………

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