あの「念佛宗」の広告を載せた毎日、読売新聞ら

2008年10月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]

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京都は古来、底知れぬ闇を包み込む宗教都市である。仏教を中心に数多くの教団の本部がひしめき、時に教団内部で暗闘が起こり、教団間の対立が繰り返されてきた。そのためか、近隣の教団情報に敏感な組織が少なくない。90年代初め、なかでもアンテナを高く掲げる仏教教団が、密かに注視する寺があった。人を出して周辺を巡回させ、関係者から内情を聞き取ろうとする。マークした理由は「宗教団体として活動しているようだが、実態がよく見えないから」だった。その直後から、地元当局やマスコミも、その寺をマークするようになる。巨大な宗教施設建設の動きが、オウム真理教の各地での展開と重ね合わされたためだ。問題の寺とは京都・嵐山に本部を置く無量壽寺。正式には「念佛宗三寶山無量壽寺」という。79年に宗教法人として認可され、財界人を含め富裕層の信者をベースに豊富な資金を持つとされるが、 ………

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