イランに最新MD売却か怖いロシアの“匕首”

2008年10月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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グルジア紛争を受けて9月1日に開かれた欧州連合(EU)緊急首脳会議の数時間後、英対外諜報機関MI6は、EUと米国がグルジアとウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への加盟を推し進めれば、ロシアが最新鋭の長距離地対空ミサイル防衛(MD)システム「S300」をイランに売却する可能性があるとの警告を発した。MI6が8月、テヘランに入ったロシア軍技術者らを監視、S300システムの開発を支援していた事実をつかんだ。米国防総省兵器アナリスト、ダン・グール氏によれば、S300は同時に100の標的を追跡、120キロメートルも離れた地点から航空機を攻撃することが可能。イランの核施設に対するあらゆる攻撃に対処できる。8月末には、S300の基本部品が経由地とみられるベラルーシに運び込まれたことが確認された。イラン内のMI6工作員の報告によれば、イラン政府はロシアがS300の供与に合意したと受けとめている ………

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