BNPパリバ「見せ金」を監視委調査

末期のアーバンを餌食。300億円転換社債の裏で偽計、インサイダーの疑い。投資家も賠償訴訟へ。

2008年10月号 DEEP

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金融のプロがひとしく驚嘆した。「生き馬の目を抜く」と言われるヘッジファンドの代表が漏らした言葉にそれは象徴される。「あまりに厚顔無恥。基本的には何でも許されるというのが金融の世界だが、こんな資金調達スキームをやっちゃいけない。悪い情報を開示せず、良い情報だけをIR(投資家向け広報)する。それを信じて買いに入った投資家に、売りを浴びせて儲ける。偽計の疑いが濃いが、それ以前に“人でなし”の所業だ」このスキームとは、8月13日に民事再生法適用を申請した不動産会社アーバンコーポレイションが、その直前にフランス系金融機関のBNPパリバを引受先として300億円を調達した案件を指している。不動産の金融商品化で急成長した新興不動産のなかでも、08年3月期に売上高2437億円、経常利益617億円と好業績を挙げ、別格の「勝ち組」だったはずのアーバンが、捜査・監督当局と金融界に「 ………

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