大株主に食いものにされた「ネクストジャパン」の悲劇

2008年10月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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東証マザーズ上場のネクストジャパンHDの時価総額が5億円を割り、上場廃止のカウントダウンに入った。同社は「15分100円」という独特の課金システムで娯楽施設「JJクラブ」をチェーン展開している企業。一時期は日経新聞などで「時間消費型業態」と持て囃されたが、類似企業の登場などにより失速した。昨年9月にリゾート企業を自称するトップワン(東京都港区、戸塚大輔社長)が、上場資金を貯め込んでいたネクスト社に目をつけ、創業者である長江芳実氏の保有株を買収。その後、大株主に躍り出たトップワンは、自社保有のゴルフ場をネクスト社に買わせるなどやりたい放題だった。その間、トップワンの大株主であるABCホームの塩田大介・前会長に脱税で逮捕状が出るといったトラブルにも見舞われ、ネクスト社の信用は地に落ちた。同社は08年7月期まで3期連続の営業赤字。しかも大枚をはたいて購入したゴ ………

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