NTTドコモ――人減らし必至の沈む巨艦

ライバルに顧客を奪われても上から下まで他人事の愚かな社風。社長が代わっても操縦不能だ。

2008年8月号 BUSINESS [企業スキャン]

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「戦犯も功労者も沈みゆく船から去ろうとしている。ケータイのケの字も知らない進駐軍が幅をきかせ、社内は事なかれ主義に染まっている」NTTドコモのあるOBは、ドコモの現状をこう説明する。依然として国内の携帯電話加入者数の5割にあたる5300万人を抱えるガリバーでありながら、ここ数年は新しいサービスや料金体制の導入で他社に後れを取り、加入者純増数では実質12カ月最下位に低迷していた時期もある。世界的なヒット端末、アップルの「iPhone(アイフォーン)3G」もソフトバンクにかっさらわれ泥沼から抜け出せない状況だ。進駐軍というのは、ドコモが昨年8月に中村維夫社長(当時)の直轄機関として設置した「コーポレートブランディング本部」。外部の知恵を取り入れるために中村が迎えたのは魚谷雅彦・日本コカ・コーラ会長。「ジョージア」や「爽健美茶」などの飲料をヒットさせ、マーケティ ………

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