日台戦争に発展しかけた巡視船衝突事故

2008年8月号 連載 [「軍略」探照灯 第28回]

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防衛省は昨年11月に守屋武昌前事務次官が収賄容疑で逮捕された事件や、今年2月の護衛艦「あたご」の衝突事故などの不祥事が続発したため、事件・事故の再発防止と発生後の対応についての「抜本的対策検討会議」を4月に発足させている。6月30日の第4回会合に招かれ対策案を求められたので、①事故の際、迅速、正確な報告が入るよう監察官制度を活用する、②「正直は最良の策」であることを全員に徹底し、臆病な将校の陥りがちな隠蔽や虚偽報告を根絶すべきである、の2点を石破大臣や次官、局長、各幕僚長らに申し上げた。その際「他山の石」として6月10日、尖閣諸島近海で日本の巡視船「こしき」(満載排水量1360㌧)が台湾の遊漁船「聯合号」(30㌧、乗員3人、釣り客13人)に衝突、沈没させた事故に関する「アエラ」08年6月30日号の私のコラム記事を講演要旨の別紙として配布した。ところがその後防衛省・ ………

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