「金満」真如苑の蜜を吸う群れ

仏像も不動産も買いまくる裕福宗教法人。陰に警察・検察OB企業や元組員の不動産屋。

2008年8月号 DEEP

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今年2月、東京・銀座にある世界的なオークションハウス「クリスティーズ」日本法人の一室に、ガードマンに守られて、わずか66センチの仏像が安置されていた。胸の前で智拳印を結び、檜材の胴に金箔が妖しく輝く大日如来坐像――12世紀末、鎌倉時代の仏師、運慶の作との鑑定を受けているが、魅せられたように立ち尽くし、1時間以上凝視する人もいた。栃木県足利市にあった樺崎寺の本尊とされるが、個人所有者が国の文化財指定を断り、3月18日にニューヨークのオークションに出品することになったため、渡航を前に有力入札者向けに内覧会が開かれたのだ。文部科学省は「運慶の海外流出」を危惧したが、杞憂に終わった。破格の1280万ドルで落札したのは、三越を代理人に立てた宗教法人、真如苑(しんによえん)だった。真如苑の申し出で、坐像は6月10日から東京国立博物館で公開されている。

日産工場跡地に700億円

真如苑とは何 ………

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