杉田会長の鶴の一声で日経が「沖縄現地印刷」へ

2008年8月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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日経が11月から全国紙で初めて沖縄現地印刷に乗り出す。これまで福岡からの空輸に頼っていたが、地元紙の琉球新報社に印刷を委託する。これにより朝刊の配達が午後2~5時になる「半日遅れ」が、本土と同時の朝の配達に変わる。部数は現在3千部だが、「全国紙唯一の本土と同じ情報鮮度」を売り物に販売攻勢をかけ、現地印刷スタート時点で4千部多い7千部、2013年には1万部を目指すという強気の販売計画を立てている。沖縄は「琉球新報」と「沖縄タイムス」の2大県紙の牙城で、両紙の部数はともに20万部。県内シェアは合計で98~99%にも達する。絵に描いたような寡占市場に日経が割って入る、野心的な挑戦の構図だが、琉球新報が自社の輪転機を貸すこと自体、地元が日経を脅威とは見ていない証左ではないか。沖縄の地元紙では「お悔やみ」欄が大きなスペースを占め、死者1人に対して孫全員、いとこ代表、 ………

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