五輪目前の北京厳戒地方では不祥事続々

2008年8月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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8月8日の北京オリンピック開会式を控え、中国政府は世界の前で恥をかかぬよう、警備は厳戒態勢を敷いているが、地方政府の信用を地に落とすような事件が6月末から相次いでいる。6月28日、中国南部の貴州省瓮安(おうあん)県で暴動が発生、警察署や党委員会、市役所ビルが焼き討ちにあった。15歳の女生徒の強姦殺人事件を警察が隠蔽したとの疑惑から、群集1万人が激高したもの。貴州省の石宗源・党委書記は、警察と政府の不作為で人民の信頼が失われたことは「根が深い」と分析、瓮安県の公安幹部の更迭を進言した。翌29日、内陸部の陝西省で昨年発見された「華南トラ」の写真が、「まったくの捏造」と判定され、関係した官僚13人を公職追放などの処分に付した。そして7月1日、今度は上海で日本の「アキバ殺害犯」を思わせる事件が起きた。冤罪を着せられたと思いこんだ28歳の青年が、警察署にいた5人の ………

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