公会計改革の先進国英国が国際基準採用

2008年8月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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行政改革先進国の英国で、政府や自治体の公会計制度の革新が進み、発生主義や連結決算など民間の会計制度に近づいている。日本の公会計の基本は年度ごとの出入りを把握する現金主義の単式簿記だけに、税金ムダ遣いの批判が強いなか、英国の爪の垢でも煎じて飲んだらどうだろう。英国の地方自治体はすでに数十年前から、収入・支出の原因発生の時点を標準とする発生主義を取り入れており、現在採用している会計基準は完全発生主義と複式簿記で、限りなく民間の企業会計に近い。中央政府も2000年に収入・支出に係る行為が完了した時点を標準とする「現金主義」から「発生主義」に切り替えた。これをさらに国際的に一貫性があり、比較を可能なものにしようというのだ。まず09年度(09年4月~10年3月)から、中央政府とNHS(国家医療保健制度)に国際財務報告基準(IFRS)を導入する予定で、同年度に政府全 ………

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