冷戦後に「クラスター爆弾」買った日本

2008年7月号 連載 [「軍略」探照灯 第27回]

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クラスター(Cluster)は本来ブドウなどの房を意味する。クラスター爆弾、砲弾は「子爆弾」(Bomblet)を多数詰め込み、敵の砲兵陣地や部隊の集結地点、飛行場などにばらまき、多数の人員の殺傷や車輌、航空機などの破壊を狙う兵器だ。第二次大戦中にドイツが開発したが、特にベトナム戦争以降多用され、NAT
O軍のユーゴスラビア爆撃(1999年3~6月)、米英軍のアフガニスタン攻撃(2001年10~12月)、イラク戦争(03年3月~)、イスラエル・レバノン紛争(06年7~8月)でも使われた。今日の典型的なクラスター爆弾である米軍の「CBU87」は全長234㌢、直径40㌢、重量430㌔で、投下すると風圧で回転し、設定した高度(90~900㍍)で電波高度計つきの信管が爆発して爆弾の外殻を吹き飛ばすと、遠心力により中の子爆弾202発が飛び散る仕組みだ。子爆弾は直径6㌢、長さ20㌢で、重量1・5㌔、戦車や装甲車に当 ………

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