電通中国「アンタッチャブル」

FIFA疑惑には先がある。子会社の中国人本部長が逮捕された。そこに浮かぶ「魔界」とは。

2008年7月号 COVER STORY [「広告の巨人」追撃第2弾]

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電通は沈黙した。本誌前号でFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ2002年日韓大会をめぐる前代未聞の裏金疑惑を報じたが、記事を書いたJ・タンダ記者(スイス)や、FIFA疑惑を追うA・ジェニングス記者(英国)の質問状に、いまだ無しのツブテである。が、6月27日に株主総会を控えて、このまま知らん顔で済むはずがない。W杯の放映権を一手に握ったまま、資金繰りに窮したスイスの合弁企業ISL(インターナショナル・スポーツ&レジャー)と、親会社のISMMを救おうと、電通は01年に6600万スイスフランの債務保証を行ったが結局、倒産して52億円の特別損失を同年3月期決算に計上した。にもかかわらず、電通の高橋治之専務のダミーと目される香港のギルマーク・ホールディングスの口座に、ISMMから6回、計400万スイスフラン(約4億円)の“裏金”が振り込まれた。時効の壁(7年)はあるが、会社法960条の特 ………

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