リーマンを騙した「セレブ」猿芝居

M資金詐欺も真っ青の手口。経歴や看板は一流でも、遅れてきたバブル男たちの自業自得か。

2008年7月号 DEEP

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ギリシャの医神を社名に使い、医療再生ビジネスを謳い文句に、大手商社丸紅の偽造文書を使って約1千億円を集め、470億円が闇に消えたといわれる「アスクレピオス事件」――登場する人物と会社は、キラ星のごときセレブばかりだ。アスクレピオスの斎藤栄功前社長(46)は、山一証券、メリルリンチを経て三田証券へ。ここで社内ベンチャーとして04年にアスクレピオスを創業した。同社の親会社がLTTバイオファーマ(昨年9月に完全子会社化)。LTTバイオは東証マザーズ上場の新薬開発会社で、創業者の水島裕氏(5月7日死去)は聖マリアンナ医科大学教授から新進党参院議員、長女の広子氏は民主党前代議士。父三一郎氏は文化勲章受章者で、水島家は美智子皇后の親族にあたる。また同社の山中譲・前社長(34)は丸紅の元課長である。が、事件の“主犯”斎藤氏のここ数年は、常軌を逸していたという。山一証券時代 ………

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