前田 晃伸氏(みずほフィナンシャルグループ社長)

「独立自尊」を胸に難関に処す

2008年7月号 連載 [経営者のひきだし 第27回]

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サブプライムローン問題の影響が、深まってきた。国内外で、景気の足を引っ張りつつある。日本の金融機関が直接受けた打撃は、あくまで一過性で、1年間に手にする利益の範囲で処理は可能だ。だが、これから、景気後退の余波を浴びる。期待していただけの収益が上がらなければ、メガバンクといえども、簡単には打って出る訳にいかない。でも、ただ嵐が過ぎ去るのを待っていては、飛躍の好機を失う。未曾有の金融危機のときほどではなくても、また難しいときを迎えた。「耐冷耐苦耐煩耐閑 不激不躁不競不随 以成事」(冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競わず、随(したが)わず、以て事を成すべし)19世紀の中国・清の政治家で、思想家でもあった曾国藩(そうこくはん)の言葉だ。「四耐四不」と呼ばれ、読めば字のごとく、困難に遭遇したときの心構えを説く。この「 ………

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