ムグニエ暗殺~神の党ヒズボラのテロリスト<上>

整形手術の顔写真を追え

2008年6月号 GLOBAL [集中連載]

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2月12日、伝説のテロリストがついに仕留められた。イマード・ムグニエ(Imad Mughniyeh)――レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」(神の党)の軍事部門を率いる最高幹部の一人で、米連邦捜査局(FBI)の最重要指名手配を受けるテロの首魁だった。シリアに潜伏していたが、首都ダマスカスに現れたところを、何者かが仕掛けた自動車爆弾によって爆殺されたのである。その日夜、ダマスカスのイラン文化センターでは、ホメイニ革命記念祝賀会が開かれていた。多くの招待客が集まるさなかの暗殺は、殺しのプロも目を見張るような手口だった。2日後の2月14日、ムグニエを悼むヒズボラ支持の群衆が、レバノンの首都ベイルートに集まった。今や死せる英雄となった彼の棺が、葬儀の黒い人波の上をかつがれていく。ムグニエの母ウムイマドも、黒いチャドルを被った女たちに囲まれて「息子は死の翌日に私を ………

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