“青い目”のオモチャ「あおぞら銀行」

目の上のタンコブの能見会長を追い出し、やりたい放題。金融庁が徹底検査に乗り出した。

2008年6月号 BUSINESS

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あおぞら銀行がガバナンス危機に陥っている。米国サブプライムローン投資の失敗をきっかけに、筆頭株主の米投資ファンド、サーベラスが送り込んだ外人部隊と日本側経営陣の暗闘が激化。その結果、あおぞら銀行の独り立ちを目指した日本人トップは排斥され、もはやファンドという名のハイエナにしゃぶり尽くされるのを待つばかりとなった。前身である旧日本債券信用銀行の破綻を経て、1800億円の公的資金を抱えたこの銀行の行く末に金融庁は焦りと危惧の念を隠せない。4月23日、あおぞら銀は2008年3月期の連結業績予想を下方修正、経常損益が200億円を超える赤字に転落すると発表した。前期は624億円の黒字だったから、実に800億円を超えるマイナスを計上したことになる。世界を揺るがすサブプライム問題や、海外での企業買収が絡んだ投資損失が拡大したのがその理由だ。サブプライムで火傷を負い、巨額 ………

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