朝日新聞の次期社長候補が失脚した理由

2008年6月号 連載 [メディアの急所]

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朝日の次期社長に「当確」と囁かれてきた神徳英雄取締役が、6月に常勤監査役に退く。神徳氏は早大大学院修了、1977年入社。経済部の出世街道を歩み、ニューヨーク特派員、朝日労組本部委員長、東京経済部長などを歴任。早くから大物感を漂わせていた。神徳氏は、箱島信一・前社長の秘蔵っ子。社内に知らぬ者がない。一時は秘書役や経営戦略担当に抜擢され飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、箱島氏が退くと秋山耿太郎社長(京大法卒)から疎んじられはじめた。箱島氏は社内では傍流の九州大学出身で、在任中は「うちの東大卒は仕事をしない」と公言して憚らず、同じく傍流(私大卒)の神徳氏を重用したため、東大・京大卒の主流派から恨みを買った面がある。後ろ盾を失った神徳氏は精彩を欠き、出版担当役員でありながら、分社化の際に「やっていく自信がない」と漏らすなど、秋山氏の不興を買ったようだ。朝 ………

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