富士通副社長「失脚」の真相

偽造手形事件に巻き込まれたやり手副社長のクビを、問答無用で斬った理由。

2008年6月号 BUSINESS

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東京・赤坂の盛り場にDという名のショーパブがある。ある時はジャズシンガーが、またある時は演歌歌手が小さなステージに立ち、2、3曲披露しては客の相手をするといった、よくあるタイプの店だ。4月8日に突如、富士通副社長を辞任した小野敏彦はDの常連だった。もともと目の前の歌手が生演奏をバックに歌うような店がお気に入りであったが、「Dは特別扱いだった」(富士通関係者)。一昨年までママを務めていた女性と懇意だったらしく、しばしば自ら志願してチケット売りを手伝っていたという。ところが、この店で「小野は筋ワルの連中に目をつけられた」と関係者は言う。昨夏、小野は文部科学省所管の財団法人「科学技術教育協会」の顧問役をやっているFという男から「非常勤で構わないので理事長に就いてくれ」と懇請された。ほどなくして理事長に就き、「理由はよくわからないが、その際にFに実印を ………

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