トヨタがいよいよ「大政奉還」? 章男氏が海外営業も担当

2008年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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トヨタ自動車の今年6月の副社長人事は、「いよいよ大政奉還か」と思わせる動きだ。豊田章男副社長が国内営業に加えて海外営業まで指揮し、トヨタ車の世界販売を1人で管掌することになったからだ。海外営業兼務の狙いは、世界戦略の大切なパートナーである海外ディーラーや各国政府要人との関係づくり。今年は、世界販売で米GMを超えることは確実で、トヨタにとって記念すべき年となる。創業家に花を持たせるという意味もあろう。とはいえ国内販売の長期低迷やドル箱の北米市場の急降下、インドなど新興国の開拓など課題が山積していることも事実であり、帝王学を学ぶにはもってこいの状況だ。関係者によれば、章男氏自身も担当分野以外についての発言を増やしており「そろそろ自分が」という自覚が芽生えつつあるという。他の副社長人事を見ても、大政奉還が近いことが窺われる。トヨタの実質的な意思決 ………

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