「日韓新時代」に横たわる国連問題にまつわる「遺恨」

2008年6月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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韓国の李明博大統領は、就任前から「日本に『謝罪しろ』とは言いたくない」と公言するなど、日韓の歴史問題を棚上げにして「新時代」の両国関係をめざす姿勢を強調していた。4月に李大統領が訪日して行われた福田首相との会談でも、歴史問題や竹島(韓国名・独島)の領有権問題で緊張するシーンはなかった。が、その裏で、国連問題をめぐる摩擦が発生していることが判明した。両首脳は会談後、合意内容をまとめた「共同プレス発表」をしたが、その作成過程で「揉めたのが国連改革に関する部分であった」ことを日韓政府関係筋は認める。発表文書には「国連改革の継続が必要との認識で一致」「国連事務総長の努力を支持」とあるが、この文面に落ち着くまでに紆余曲折があったというのだ。小泉政権時代、日本は安保理改革を通じて常任理事国入りを狙ったが頓挫した。その際、韓国政府が「あからさまに難色 ………

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