北尾SBIが藁をもつかむ「錬金術」

ゴールドマンも腰を引く。アブダビ詣では空振りか。株主の怨嗟をよそに、イー・トレードを非上場化。

2008年6月号 BUSINESS

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強気の弁は相変わらずである。4月25日、東京・丸の内のパレスホテルで開かれたSBIグループの決算説明会。「海外における収益基盤を拡大し、世界のSBIを目指す」。壇上に上がったSBIホールディングスの北尾吉孝CEO(最高経営責任者)は高らかに謳いあげた。が、2008年3月期の決算は芳しくなかった。連結売上高は前期比53.9%増だが、連結経常利益は60
.7%減の356億円、連結当期純利益は9割減の42億円にとどまった。ゼファー(持ち分法適用会社)やリビングコーポレーション(連結子会社)という上場不動産2社の減損処理で多額の特別損失を計上、低迷する不動産市場に足元をすくわれた。SBIを取り巻く環境は確実に悪化している。懸念のひとつは、連結営業利益の約38%を占めるアセットマネジメント事業である。この1~2年で、SBIが運用していた大型ファンドが償還期を迎えている。例えば00年3月に1505億 ………

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