富士系のポスト独占に「八幡系が不満」の新日鉄

2008年5月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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新日本製鉄が宗岡正二新社長の下、新体制をスタートさせた。八幡製鉄と富士製鉄が合併して新日鉄が誕生した70年に入社した「第1期生」の宗岡氏をトップに据えることで、同社のお家芸とも言える八幡―富士の「たすきがけ人事」に終止符が打たれたことが、今回のトップ人事の目玉だ。だが、この人事に早くも八幡系社員からは不満の声が漏れはじめている。その実態が八幡系を徹底的に排除する「新富士製鉄の誕生でしかない」(八幡系の新日鉄OB)と映るからだ。宗岡氏は東大4年生のころに富士から内定を得た、れっきとした富士系。富士入社の三村明夫新会長とともに事実上の富士―富士ラインを形成した。さらに社内関係者が首をかしげたのが、後任人事だ。宗岡氏の社長昇格で空席となった副社長には、これまでの慣例では八幡系幹部を充ててバランスを取るのが当然の流れだったが、そのポストを射止め4月に常 ………

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