映画『靖国』を反復連打する「神社新報」

2008年5月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]

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中国人監督、李纓(リイン)氏のドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』をめぐる騒動が激化している。『靖国』は、現在90歳の刀匠を中心に、靖国神社とそこにかかわる人々の姿を活写した力作だが、週刊誌などが「反日的」と報じ、文化庁所管法人の日本芸術文化振興会が助成金750万円を出したことに一部国会議員から疑問の声が上がった。「伝統と創造の会」の会長を務める自民党の稲田朋美代議士の要請で、3月中旬に異例の議員試写が行われた。「事前検閲」との批判も起きるなか、右翼団体の街宣活動などがあり、上映予定だった映画館が相次いで上映中止を発表。しかし全国各地の映画館が上映の名乗りを上げ、いくつもの市民団体が「表現の自由」の侵害だとして稲田議員らへの抗議活動を展開した。左右さまざまな立場の人間が入り乱れ、激しいバトルを繰り広げている。当初、映画『靖国』が問題との声を ………

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