あの小早川まで登場インデックスHの末期症状

2008年5月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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死を迎えようとしている動物にハゲタカが舞い降りるように、スキャンダルに塗(まみ)れた企業には悪辣なブローカーたちが群がるものだ。前号「ディープ」で詳報したインデックス・ホールディングス(「タカラトミー巻き込む転落企業」)がいよいよ末期症状を呈し始めた。闇金融とのつながりが判明したインデックスHの周辺に、最近登場したのは小早川茂。イトマン事件で暗躍し、その後も怪しげな政治関係出版社の顧問に就いたり、霊園開発などを画策、闇世界に浮かぶ人物だ。その小早川が持ち回ったのが「メディア・クライス」なる企業の買収話。出版だけでなく映像メディアも手がける「バウ・ハウス」の、コンビニ向けアダルト雑誌部門を独立させた会社である。その買い手を探していた小早川に押し付けられるように、インデックスH社長の落合正美が手を挙げた。落合個人が5億円を出し、さらにインデッ ………

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