欧州最後の独裁者国家ベラルーシと欧米険悪

2008年5月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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「欧州最後の独裁者」とされるベラルーシのルカシェンコ大統領と米国・EU(欧州連合)諸国の関係が険悪化している。欧米はベラルーシに対し大統領らの渡航査証発給制限や金融資産凍結の措置に出ているが、ベラルーシは在ミンスク米国大使館職員の削減や大使召還を決めたほか、米国がベラルーシ国内にスパイ網を展開していると非難するなどの対抗措置に出ている。発端は2年前の大統領選。ルカシェンコ大統領は3選を果たしたが、選挙監視を担当したOSCE(欧州安全保障協力機構)が民主的基準を満たしていないと指摘。無認可のデモを行った野党支持者らを治安部隊が鎮圧し、数十人の逮捕者を出す事件も発生した。米国は昨年11月、大統領が実権を握るとされるベラルーシの国営石油輸出企業ベルネフチェヒムに対し、在米資産凍結と米国企業との取引を禁止した。ロシアはエネルギー価格をめぐる対立を棚上げに ………

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