日経新社長と異例の「と金」役員人事

2008年4月号 連載 [メディアの急所]

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日経のトップが3月28日、杉田亮毅社長(70)から喜多恒雄専務(61)に交代する。杉田氏は、カネとオンナの醜聞で退任を余儀なくされた鶴田卓彦前社長(現客員)の後を受け社長に就任して5年。10年もの長期政権で社内が澱んだ鶴田時代への反省から「社長は3期6年」と自ら宣言。もう1年続けられたが、喜多氏に禅譲した。「ツル(鶴田氏)の一声」で急遽決まったとの見方もあるが、杉田氏は「1年前に新井淳一副社長と相談して決めていた。冷静沈着な喜多君がメディア大競争時代の舵取りには最適任」と否定する。ただ、喜多氏は経済・整理部出身らしい社内行政の人。記者としての華々しい実績や強い統率力があるわけではない。杉田氏がしばらく院政を敷くと社員は見ている。喜多氏は杉田氏の子飼い。鶴田問題で日経が揺れた02年当時、一時体調を崩した喜多氏を、杉田氏が「西で静養しておけ」と大阪本社副代 ………

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