井上、天川ら側近秘書が去り「瓦解」寸前の安倍事務所

2008年4月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

安倍前首相の衆院議員会館(個人事務所)が「瓦解」寸前である。本人の評判は、国会会期中の2月19日に1泊2日のスキー・温泉旅行に出かけたことが暴露され、「復権を本気で考えているとか勘違いもはなはだしい」(自民党三役経験者)などと散々だ。件の温泉旅行は「政界フィクサー」と呼ばれる荒井三之進・アライ&アソシエイツ社長が経営する新潟県下のホテルに、杉田和博元内閣情報調査室長(1966年警察庁入庁)と一緒に出かけた模様。それはともかく、安倍事務所のほうは、長年「安倍命」で仕えてきた政策秘書の天川幾法氏が去り、さらに安倍氏が首相秘書官(政務担当)に大抜擢した総理府の元ノンキャリア官僚・井上義行氏も、神奈川県小田原市議選立候補のために去った。その「穴」を埋めるために事務所入りしたのが、毎日新聞の元北海道支社長の西山猛氏である。政治部記者時代、清和研(当時の安 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。