救急車呼べぬ「りそな残酷物語」

過労で倒れても「119」番はタブー。極端な減点主義とプライバシー軽視が罷り通っている。

2008年4月号 BUSINESS

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日本最大の金融街、東京・大手町には国内外の銀行オフィスが林立する。なかでも内堀通り沿いは超一等地。そこに佇む日本第4位の金融グループ、りそなホールディングス(HD)東京本部――。その高層ビルの眼下には、皇居の鮮やかな緑が広がり、遠く富士山も視界に入る。訪問客は「都心にもこんな豊かな自然があるのか」と絶景を称賛するから、りそな首脳陣は鼻高々だ。が、その足下では徹底した減点主義と人件費削減に苦しめられる行員の悲痛な叫びが渦巻いている。

行員はまるで「小学生扱い」

今年に入ってりそな銀行の職場で中堅管理職が勤務中に突然倒れた。「命に関わるかもしれない」同僚の顔からは血の気が引き職場は騒然となった。ところが、常識では考えられない奇妙な事態が起こった。誰も救急車を呼ばない。いや呼びたくとも呼べないのだ。本誌は事実関係の説明を求めたが、りそな銀行は「わからない」と回答を保留。関係 ………

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