三井住友銀行「高円寺支店」の乱脈融資を金融庁がマーク

2008年4月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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三井住友銀行の一支店で300億円もの乱脈融資が浮上している。舞台は東京・杉並の高円寺支店。同支店と不動産売買・仲介会社「コシトラスト」の中林明久社長(39)の取引が始まったのは2004年頃。中林氏は野村証券を経て不動産仲介業に転じ、31歳で独立。05年頃には広尾の超一等地に豪華なショールームを構え、羽振りのよい青年実業家として登場した。巧みな話術で信じ込ませ、コシの不動産仲介先の融資案件を次々に持ち込み、04年から06年に累計300億円もの融資を引き出すことに成功したという。問題はコシが紹介した取引先に実態のない休眠会社が多いこと。中林氏はもっともらしい架空の決算書や納税証明書を作り、担保にはニセの売買契約書や不動産鑑定書まで付けていたという。一方で、1件当たりの借入を数千万円に抑え、短期間に借入と返済を繰り返すなど、あの手この手で支店関係者を信用させたよ ………

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