「整備新幹線」族にいたぶられるJR東日本

与党の建設促進プロジェクトチームがカネを出せの大合唱。「我田引鉄」の選挙対策が罷り通る異常事態。

2008年4月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

旅客収入は好調、エキナカ展開にも成功し、鉄道博物館は大入り満員。順風満帆のJR東日本が、与党に懐を狙われている。整備新幹線の「我田引鉄」のために、もっとカネを出せというのだ。「そもそも東日本は、未着工区間の建設に反対なのか」2月20日に開かれた与党の整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT、津島雄二座長)。建設費負担を拒むJR東日本の谷哲二郎副社長に業を煮やし、議員から叱責の声が上がった。与党が早期着工を目指すのは、北海道新幹線(新函館~札幌)、北陸新幹線(金沢~敦賀)、九州新幹線(諫早~長崎)の3線3区間。建設費は総額2兆円を超え、特に北海道の建設費は1兆800億円にのぼる。そんなに新幹線が必要なら、道路特定財源の一部でも回して国の支出を増やせばいいようなものだが、族議員は火薬庫に手を突っ込む気などさらさらない。彼らにとって、整備新幹線は選挙に向け ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。