英で若者を追い払う新兵器「モスキート」論争が沸騰

2008年4月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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若年犯罪が後を絶たない英国で、20歳未満の若者が嫌がる音を発する装置「モスキート(蚊)」をめぐり、論争が巻き起こっている。モスキートは老人性難聴の症状が実は20代から始まっていることを利用した装置で、若者にしか聞こえない不快な音波を発することで、周辺から追い払うために開発された。英国内のショッピングセンターやアパート街などに現在、約3500台が設置されているという。店主や住民の多くはモスキート効果に満足しているが、人権擁護団体などは「無差別に子供を狙った武器だ」と撤去を求めている。モスキートは英ウェールズのメーカーが2006年に売り出すとたちまち大ヒットした。発明したハワード・ステープルトン氏は、14歳の娘が店の前にたむろする同世代の一群に絡まれたことをきっかけに開発を思い立ったという。20歳以上の大人には聞こえない17.5~18.5キロヘルツの音波を周囲15~ ………

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