三菱UFJ「システム統合」の暗部

メガバンクの奥の院に食い込んだシステム開発会社「ニイウスコー」に粉飾疑惑。「隠微な関係」が露見しそうだ。

2008年4月号 DEEP [トラブルの前兆]

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最強のメガバンクになるはずの三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が隘路にぶつかっている。軌道修正はもはや不可能。総資産190兆円の世界最大級のメガバンクはなりふり構わず、システム統合を成し遂げるほかない。それにしても突如、1月16日に発表された三菱東京UFJ銀行のトップ人事は奇妙だった。三木繁光会長、畔柳信雄頭取がそれぞれ相談役、会長に退き、副頭取の永易克典氏が次期頭取に就く。下馬評どおりの人事ではあったが、腑に落ちないのは新年早々というタイミング。なぜ、頭取交代を急がなければならなかったのか。「経営統合前の東京三菱銀行とUFJ銀行の旧行間のコンピューターシステムの最終統合にメドがついたため」というのが頭取交代の公式コメントだったが、「世紀のシステム統合」を前に、畔柳氏が頭取の座を降りるのだから、さまざまな憶測を呼んだ。不思議に思うのも無理はな ………

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