弔鐘鳴る「東証REIT市場」

年明けに不動産ファンド銘柄が大暴落、2兆4千億円が吹き飛んだ。市場消滅の瀬戸際か。

2008年3月号 BUSINESS

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16年ぶりの公示地価上昇を国土交通省が発表したのは昨年3月半ば。4月にはモルガン・スタンレーによる「ANAホテルズ」買収(13ホテル、総額2813億円)が決まり、その後も東急不動産による「銀座東芝ビル」買収(1610億円)、森トラストなどによる「虎ノ門パストラル」買収(2309億円)などが続いた。「バブル再来」を謳歌したファンド業界だったが、昨夏以降の米国のサブプライムローン問題をきっかけに資金調達の蛇口が一気に締まり、先行き不安が増している。

凍りつく不動産ファンド

08年1月11日、ファンド関係者が「背筋が凍りついた」と表現する株価暴落があった。業績予想を前日下方修正した大証ヘラクレス上場の不動産ファンド運営会社アセット・マネジャーズ(ASSET)に売り注文が殺到。大引けでストップ安比例配分となり、終値は前日比2万円(15%)安の11万円にまで暴落した。08年2月期の連結最終利益予想を95億円か ………

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