みずほコーポレートが米メリルと「不平等条約」

2008年3月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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みずほコーポレート銀行(みずほCB)が巨額のサブプライム損失に苦しむ米メリルリンチに12億ドルの出資を決めた。みずほCBは、この出資に「戦略的な意味合い」(役員)という思いを秘めている。今回できたメリルとの関係をいずれ本格的な提携に発展させ、邦銀の弱点である国際業務を強化する足掛かりに、というわけだ。しかし、当のメリルにはみずほCBを戦略的パートナーに位置付ける考えはないようだ。ライバルのメガバンク幹部は「メリルはみずほCBを欧米や中東での儲かる商売に関与させるつもりなど毛頭なく、不得手な日本と中国でみずほCBのネットワークを利用する腹積もり」と分析している。そもそも、みずほCBは今回、中東のオイルマネーに交じって、出資比率にして5%にも満たない優先株を引き受けるだけ。メリルにとっては少数株主にすぎず、「カネ(配当)は払うから口は挟むな」という態度な ………

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