世界が戦く「株価二番底」

公的資金投入を渋る米国。病魔は消費、そして世界へ。バフェットの86兆円救済案も焼け石に水。

2008年3月号 COVER STORY [資本収縮の大穴]

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8000億ドル(86兆円)──日本の国家予算に匹敵するメガ救済案がウォール街を一時震撼させた。2月12日、大富豪ウォーレン・バフェットが明かしたのだ。サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)に揺れる金融市場を救うため、窮地の金融保証会社(モノライン)3社に対し「(彼が率いる)バークシャー・ハザウェイが8000億ドルまで地方債を再保証する」と提案した、と。株式市場は回復の糸口をつかんだかに見えたが、モノラインが保証する地方債や証券化商品がドミノ式に格下げされる危機を防げるかは未知数。30日間の回答期限つき提案は1社に断られたことが明らかになり、市場の「バフェット効果」は短命だった。「NINJA(ニンジャ)ローン」――サブプライムにあだ名がついた。「所得がなく、職がなく、資産もない」(No income, no job and asset)の頭文字である。住宅バブルが破裂したら裁判 ………

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