取締役の半数を外国人と女性に!
2008年3月号 BUSINESS [インタビュー]
――「サブプライム問題」の連鎖で世界経済が混乱しています。小林 米国経済は著しく減速しましたが、それを中国などの新興国がよく補っています。決して楽観はできませんが、悲観しすぎるのもどうでしょうか。国際通貨基金(IMF)が1月末に公表した2008年の実質成長率4.1%(予測)を、何とかキープできると見ています。――昨夏以降の株安は外国人投資家の売りが先導しています。今後も「日本売り」が続くとお考えですか。小林 最近の外資規制導入などで、海外から「日本は閉鎖的」とレッテルを貼られたのは残念なことです。政官財の足並みが揃わず世界に向けた発信力が弱い面もあります。しかし、「日本売り」の根本はもっと構造的だと思います。すなわち中長期的な投資先として日本の魅力が乏しくなったのは、世界に例を見ない少子高齢化が進む「人口減少国」だからです。ちなみに私が生まれた1949年 ………
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