「幸福の科学」が政界進出信者が自民から衆院選出馬

2008年3月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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宗教法人「幸福の科学」の教祖大川隆法氏が政界進出を宣言した。1月5日に行われた信者との質疑応答で「政党を作る。例えば幸福の未来党」「政治の動きと布教所の動きは一体。信者を増やしてください」などと語ったという。また別の講演では「今世紀中に総理大臣10名を輩出する」との目標を述べている。昨年の参議院選挙では、自民党本部の依頼を受けて教団が応援に回った。東京では元テレビ朝日アナウンサー・丸川珠代候補を支援。電話による投票依頼を信者たちが行った。昨年末には信者の穴見陽一氏(38)が大分1区の候補者に。昨年公募で選ばれた自民党の候補で、福岡証券取引所上場のファミレス「ジョイフル」社長(出馬表明ののち代表取締役会長に就任)だ。91年に教団が見せた講談社襲撃事件の際には幸福の科学の学生部に所属していた。自民党が穴見氏を選んだ背景には、豊富な資金力と教団の選挙 ………

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