武樋政司氏(いちよし証券社長)

壮心やまず「お役立ち」に帰る

2008年3月号 連載 [経営者のひきだし 第23回]

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「車を修理する前に、車がおかしくなってショックを受けているお客さんの心を治してあげることが大切。それには、礼儀正しく、心の豊かな人間にならなければいけない」――ホンダの創業者本田宗一郎さんは常々、こう口にした。「理論や知識は必要だが、持っているだけで使いこなせないなら価値がない。それは、役立てることで初めて価値を持つ」とも言った。仕事に臨む心構えだ。新入社員が、どっと入ってくる季節が近づいた。それに併せて、経営者たちから、こんな声が聞かれる。「最近の若い人たちは、目標がはっきりしないと、動こうとしない。仕事でも『何のためにやるのか?』と止まりがち。まずはやってみる、というエネルギーに欠ける」だが、80年代から90年代、プラザ合意後の急激な円高とバブル崩壊という二つの暴風雨を乗り切ったリコーの4代目社長・浜田広さんも、本田さんに負けず、明快だ。 ………

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