MI6とモサドが否定「イランの核開発停止」

2008年3月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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英国の対外諜報機関MI6のジョン・スカーレット長官は、イランが核兵器開発をすでに停止しているとした米国主要情報機関の国家情報評価(NIE)に「重大な疑念」を呈している。イスラエルの情報機関モサドも、イランが核開発を停止していないとのMI6の報告を支持、1月にイスラエルを訪問にしたブッシュ米大統領の怒りを招いたという。NIE報告は主として衛星偵察とイラン亡命者による情報提供に依存し、テヘランは2003年に核開発を停止したとの結論を出した。しかし、モサドとMI6の覆面工作員たちは、ブッシュ大統領の中東歴訪前に、イランの10カ所の核施設が依然フル操業中であり、ナタンツなどでは濃縮ウランと爆弾のケーシングを製造している事実を確認しているという。スカーレット長官はNIE報告を「列車を全速で直進させながら、信号手がそっぽを向いているようなものだ」と脱線の懸念を示した。また ………

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