株式会社化の「勇断と野心」

斎藤 勝利 第一生命保険社長

2008年2月号 連載 [CHALLENGER]

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今夏で社長就任から丸4年となる第一生命の斎藤勝利(64)が、金融界で存在感を高めている。2006年12月、500億円の巨費を投じて銀行窓口販売の戦略子会社を設立。さらに昨年末には、日本の大手生保にとってその是非が「永遠の検討課題」とされてきた株式会社化に踏み切る方針を打ち出した。日本生命やみずほフィナンシャルグループなど金融ガリバーと対峙する「第一丸」の舵をとる斎藤とは何者か。04年5月、保険業界の担当記者はみな、虚をつかれた。当時社長だった森田富治郎が日銀本店で緊急に記者会見。専務の斎藤の社長昇格を発表したからだ。斎藤は調査・企画畑が長く、常にメディアの取材対応で最前線に立ってきた。かなり早い段階で森田から社長就任を申し渡されていたにもかかわらず、誰にも気取られなかった。森田は社長を7年務めたのに、斎藤との年齢差は3年。何より斎藤は自ら公言していたと ………

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