日本に支払う義務なし「米軍駐留経費」

2008年2月号 連載 [「軍略」探照灯 第22回]

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インド洋で海上自衛隊の補給艦が米国、パキスタンなどの軍艦へ給油を再開するための「補給支援特別措置法」を成立させようと、臨時国会の会期が延長されたが、そもそもこの問題はそれほど重大な話なのか。海上哨戒活動は2001年10月、米、英軍がアフガニスタンを攻撃し、アル・カイダ、タリバーンの掃討をはかった際、それらの幹部がパキスタンやイランの海岸から船でサウジアラビアやソマリアに逃走することを阻止する目的で始まった。だが、掃討作戦は失敗し、アル・カイダはパキスタン北部の山中に潜伏を続けている様子だし、タリバーンはアフガニスタン民家の間で「占領軍よりまし」な存在として支持を回復、昨年春からは反攻に転じている。さらにパキスタンでは政情がますます不安定となり、洋上での哨戒活動はその本来の意義を失っている。このため哨戒にあたる米軍艦は激減し、海上自衛隊は地元パ ………

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