運転手を困窮へと追い込む国交省のタクシー行政

2008年1月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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タクシーの運賃値上げで運転手が苦しんでいる。値上げの主眼は運転手の待遇改善にあったはずだが、値上げを機に運転手に経費負担を求めるタクシー会社が横行しているからだ。多くのタクシー会社は運賃収入を運転手6、会社4の割合で分け合う「完全歩合給」にしている。国土交通省は値上げの認可にあたり、増収分の6割を運転手に配分するよう求めた。勝手に運転手の取り分を減らしたら厳しい行政指導を受けるため、会社側は表向きはこの配分を守るが、裏では車に搭載するカーナビやGPSなどの購入費を運転手に負担させている。客がカードやチケットで料金を払った場合に、運転手の給料からカード手数料3%を引いたり、勤務ダイヤの変更を申し出た運転手から新たに罰金を取ることを検討している会社もある。1月7日からは東京地区のタクシーが全面禁煙になり、喫煙者のタクシー離れも予想される。値上げと禁 ………

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