好機をものにする仕掛け人

2008年1月号 連載 [CHALLENGER]

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日本たばこ産業(JT)が日清食品と組んで冷凍食品最大手、加ト吉の買収に乗り出した。JTにとって2007年4月に約2兆2500億円を投じ傘下に収めた英たばこ大手ギャラハーに次ぐ買収案件となる。矢継ぎ早にM&A(企業の合併・買収)を仕掛けているのが社長の木村宏(54)だ。木村は1976年、JTの前身の日本専売公社に入社。主流の企画畑を主に歩み、従業員3万3千人、6兆円を超す連結売上高を見込む巨大企業JTを、2人目の生え抜き社長として06年から率いる。社長就任時には取締役9人の中で3番目の若さだったが、前社長の本田勝彦(現取締役相談役)に「二十数年一緒に仕事をしてきて、素晴らしい能力を確信している。将来を託すのに十分な人材」と抜擢された。木村は本田との「師弟関係」を通じキャリアを高めてきた。85年の民営化のプラン作りや、89年の消費税導入とともに見直されたたばこの税制改正などを共 ………

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